「反問権」、聞き慣れない言葉ですよね。
皆さんが普段、会議で議論をするのに参加メンバーのそれぞれが、より良い結論を導きだす為に喧々諤々と意見を戦わせるのは当たり前のことですよね。でも議会にはそれがないのです。
本会議や委員会の場で、議員は示された議案等の課題に対して、執行部に質疑 という形で一方的に質問、提案、指摘をするものの、執行部はそれに対して答える(答弁)だけで、議員は発言したことに対して執行部から逆に反論や質されたりすることがないのです。本会議では質問のルールも決まっているので、執行部も同じ答弁を繰り返していればその場は乗り切ることができるし、議員もある意味、自らの考えだけ示していれば良いのです。
これに対して、執行部にも問い質すことを認めようと言うのが「反問権」です。そもそもこんな言葉があることが異質ですね。
前回も書きました通り、福島は未だ有事の真っ只中です。通年議会において、必要なことを必要な時に将に「議論」し、そこで決められたことは、直ぐさま議決して実行して行く。これがいまの福島には必要でしょう。
いまの議会のあり方のままで、単に通年議会を導入しても、執行部は負担が増えるだけですし、もしろ必要な業務ができなくなる恐れがあります。常に少人数で必要なメンバーで自由に議論をしてあ最大、最善のアウトプットを常に模索することです。
もう1年4ヶ月になろうとしています。本当に議論と意思決定を加速しないと福島は大きな遅れを取ってしまいます。何とかいまの枠組みの中で全力でやるしかない。
県のfacebook、上手く行くと良いんですが・・・・
さて、「ふくしまからはじめよう。の「マーク」について、一言。元気がない色とデザインだ。前に作った「イメージデザインのマーク」を積極的に使ったら良いと思うのは?私だけ。
個人的には、こういった、スマートな「福島県のイメージデザイン」が、好みなんですが、(前に呟いたように)県のトップの方が変わってから、さっぱり出番がないようです。少なくとも、県と企業を一緒にするのは違うのかもしれませんが、一旦決めた訳だから、それが知事の個人的な思い入れで?「県としての方針、姿勢」をも「勝手に変えてしまうとういのは?」如何なものだろうか?
佐藤サン、どう思いますか?

<イメージデザイン=福島県を最も印象づけるカラーである「空」「海」「湖沼」「河川」のブルーを基調に、緑豊かな自然とまち、大きな可能性を秘めた大地など、福島県の有するさまざまな自然、風物とさんぜんと輝く太陽がコミュニケーションの輪を形成し、ハーモニーを奏でながら大きく発展していく姿を花にたとえました。花言葉は「未来」です。平成3年3月に決定されました。>県のHPより
投稿情報: 呑気オヤジ | 2012/07/12 00:23