原発事故により避難を強いられている町村で「仮のまち」の構想が挙がっている。法律の整備等の問題もしっかりとクリアして行く必要があるが、まず「仮のまち」が誰のためにあるべきなのか真剣に考えなくてはならないだろう。事故からもう16カ月。「仮」ではなく、もういい加減、本格的な生活再建に向けた支援も必要ではないか。そうした早期の生活の再建・安定を望む住民に新天地での生活再建と支援と言う現実的な選択肢をしめすことも必要ではないか。こうした方向性/道筋を示すことは確かに厳しい決断となるだろう。ただもう「仮」ではなく現実に歩む道を選択することを住民の判断に任せるべきであり、行政はその選択したことによりその方々が不利益を被らない様にしっかりと法整備、支援体制を築くことが求められると思う。
もう福島は一刻も早く県全体の復興に向けた道筋を具体的に示して行くべきだ。
いわき市民です。原発事故後、仕事を失いパートで働いています。今いるアパートは借り上げの人達がいます。休みの日の昼間、洗濯機をましていたら凄い剣幕で怒鳴り込んで来ました。ドアを蹴飛ばしながら寝てるんだから静かにしろとのことでした。平日もいつもいるみたいなので、午後からならと掃除機をかけたところ、また怒鳴り込んで来ました。怖いので不動産屋さんにも相談しましたが警察に言ったほうがとのことでした。出て行くにも空き部屋がなく、もともとから住んできたのにでていかなければならない悔しさもあります。せめて市民にも住居を提供していただけたらいいのですが。故郷なんて言葉に酔って地元に残ったのを後悔してます。仮の町がいわきにも検討されるなら市民側の事も考慮して欲しいものです。
投稿情報: いわき市民 | 2012/08/22 00:51