近年、セカンドオピニオンと言うことがだいぶ浸透してきていますね。
恐らく今の福島県の県民健康調査等に関して、県の発表を鵜呑みにするのではなく「セカンドオピニオン」を求めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。 今日、議会の休会を利用して、甲状腺検査について「セカンドオピニオン」について話をするために県外まで行ってきました。
と言っても、私の子ども達の検査結果そのものについてではありません。県の検査体制や判定の妥当性、あるべき姿等、医師の友人からご紹介を頂いた先生のご意見を伺いながら勉強してきました。
先生のお立場など微妙な問題を含むのでこの場で詳細を記すのは適当ではないことご理解をお願いします。その上で、今日のレクチャーを踏まえて、私個人として理解・再確認したことを記します。
1)検査結果で「のう胞」と「結節」は分けるべきではないか。そしてそれぞれの大きさを検査結果で明確に通知することが必要。
2)結節は5.1mm以上で二次検査となっているのは、一般的な基準からすると厳しめの基準。ただ、子どもと大人の違いを考慮すると妥当か。
3) 兎に角、前から行っている様に、内部被曝検査も含め最低1回/年の検査体制をとることが不可欠。(これは安心のためだけではなく、子ども達が影響を受けていることからして必要性を再認識)
一般的に子ども達の甲状腺影響について専門的に対応出来る医師は極めて少ないとのこと。(お伺いした先生も専門外です。)また現在行われている様な、甲状腺の検査を判定出来る専門の医師も少なく、急遽今回の問題を受けて研修を受けた医師が対応せざるを得ない状況。この辺が曖昧な検査判定区分となっている一因かも知れません。
福島県として「子ども達を守る」と口だけではなく、緊急に毎年検査出来る体制の構築と検査結果に対して適切な対応が出来る体制づくり、と人材育成が急務。
(偉そうに書いたけど、書くこと書かないとやっぱり中身がないですね 。皆さん、それぞれお会いした時にでも聞いてください。)
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