以前に福島市の除染計画で示された「地域除染等対策委員会」のことを書きました。これは仕組みとして個人的に問題に思う点もありますが、6月に市議会に示されて以降、各地で説明会が行われ、動き始めているのでひとまず順調なスタートと言えそうです。この仕組みの最大のメリットは地域の意思で除染対策を進めることが出来ると言うことです。言い換えれば、皆さんが積極的にこの委員会を通して「仮々置き場」の設置も含めて、地域の除染を行うことを真剣に取り組むことが非常に重要だと言うことです。是非とも皆さん地域のリーダーとなって、この「地域除染等対策委員会」の枠組みを最大限に使って除染に取り組んで下さい。
私の住む福島市の中心市街地でも今日で既に3回目の検討会を開催して、何とか中心市街地の除染を進める為に真剣に協議をしてます。中心市街地でとても難しいと思われた「仮々置き場」の候補地もほぼコンセンサスが出来ました。あとは市の提示するこの自治振を核とする地域除染等対策委員会との整合をとりながら(市の協力が得られなくなっては元も子もありませんから) 、人が集まると同時に人をお迎えする中心市街地の除染対策を確実に進めて行きたいと思います。
地域除染対策委員会を形式的なものにするのではなく、皆さんの力で是非とも生きたものにして行きましょう。市はこの枠組みの除染対策関係の予算が限られていると言うかも知れません。でも福島市の除染計画は国が認めており、国は除染に関する費用を手当てすることになっています。この枠組みから外れない限り、「予算がないので」と言うのは筋が通らいことなのです。
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